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私は美容師

第四章 家出美少年直美ちゃん


私が直美ちゃんと出会ったのは、良子さんがスナックを開店して一ヶ月たった頃だった。
スナックの休日を
「休みは三人で過ごす時間を作りたいから美容室に合わせるわ」と良子さんが言い月曜日に休み香ちゃんはデートや友達と遊びに行っていましたが私と良子さんは一緒に過ごしたまに夜はパパと会っていた。
そしてある休みの日、この日は香ちゃんもいたので三人でドライブをして橋の上を走っていると一人の少年がいた。
すると良子さんは車を止めて
「あの子、何かおかしくない」と言い私も香ちゃんも後ろを向くと橋の上から下の海をじっと見ていた。
そして私は
「そうね、こんな所に一人でいるなんて」と言うと香ちゃんが
「あっ、あぶない」と言いもう一度後ろを向くと足を橋げたにかけ今にも飛び降りようとしていた。
私達はあわてて車から降り、少年の所に行って三人で止め
「あなた、何してるの。あぶないじゃない」と良子さんが言うと少年は泣き出し
「どうしたの。死のうと思ったの」と言っても泣くばかりで
「仕方が無いわね。ともかく家に連れて帰ろうか」と言い車に乗せて家に帰った。
そして、家に帰っても泣くばかりでともかく落ち着くのを待っていると香ちゃんはタオルを持ってきて涙を拭いてあげていた。
そして少し落ち着くと
「どう、少し落ち着いた」と言うと少年はうなずきお腹が「グー」と鳴り
「あなた、お腹がすいてるの」と言うと
「はい、昨日から何も食べていません」と言い
「そうなの、じゃあ少し待っていなさい」良子さんはそう言うとキッチンに行き簡単な物を作り始めた。
そして私は
「あなた名前はなんて言うの」
「山田弘樹と言います」
「弘樹君はいくつなの」
「十六歳です」と言うと食事が出来上がり弘樹君はむしゃぶりつき食べていた。
そして弘樹君が食べ終わりテーブルでコーヒーを飲みながら良子さんが
「弘樹君、落ち着いたみたいだからなぜ死のうとしたか教えてくれない」と言うと弘樹君はしゃべり始めた。
話によると、弘樹君のお父さんは弘樹君が小さい頃亡くなりお母さんと二人で暮らしていたらしいが弘樹君が中学生になるとお母さんに恋人が出来その恋人と再婚したそうで、小さい時から自分が男の子でいる事に違和感を持ち弱かった弘樹君は学校でも虐められ家に帰っても新しいお父さんに気持ち悪いと言って殴られていたそうだ。
そして当然高校には行かせて貰えず仕事が見つからない事に又殴られお母さんと新しいお父さんに子供が出来ると早く出て行けと言われていてそれに対してお母さんはかばう事をしなかったようだ。
それでも弘樹君は十八歳になれば東京でニューハーフ関係の仕事をしようと思っていたようだが最後には我慢が出来ず新しいお父さんをバットで殴り財布から十万円を持ち出し大阪から東京に出てきたそうだ。
そして年をごまかしてニューハーフ関係のお店に行ったそうですが全て断られあげくには男の人に
「仕事を紹介してやる」と言われて付いて行くとあるマンションで女装をさせられ犯されてしまい、あげくには売られそうになり逃げ、それからも仕事は見つからず昨日からはお金もなくなりあの場所で死のうと思ったそうだ。
そしてそこまで話すと弘樹君は又泣き出し、香ちゃんも泣き出して
「ママ、お願い、弘樹君をここにおいてあげて」
「私はいいけれど、美穂ちゃんはどう」
「ママがいいのなら私はいいわよ」と言うと
「弘樹君、叔母さんの所でよかったらいてもいいわ。だけど弘樹君は未成年だから連絡をしないわけにはいかないの。だからお家の電話番号を教えてくれない。心配しなくても叔母さんが弘樹君を守ってあげるから」と言い弘樹君が電話番号を言うと電話をかけてしばらくすると
「ダメだわ。かからない」と言った。

そして香ちゃんは弘樹君のとなりに座ると
「弘樹君、本当に女の子になりたいの」
「うん、絶対に十八歳になればニューハーフのお店で働き女の子になろうと思っているよ」と自分の思っている事を言うようになり、香ちゃんは
「だったら、今から女の子になってみる」と言い弘樹君は「えっ」と驚いていたが香ちゃんは弘樹君の手を取り私が始めての時に香ちゃんにしたように自分のスカートの中に入れると弘樹君はビックリして
「わかった。私本当は男の子なの。だけど今ではオッパイも大きくなり女の子の格好をしているのよ。それにねお姉ちゃんもこんなに綺麗だけれど本当は男性なのよ」と言うと弘樹君は私を見て
「本当ですか」
「本当よ。私のも触ってみる」
「お姉さん達が男性だとは思いませんでした。僕も出来ればお姉さん達みたいになりたいです」と言った。
そして
「私には弘樹君の気持ちがわかるの私も女の子になりたくて悩んでいたから。だけど私の場合はママがわかってくれて女の子になれたけれど弘樹君には誰もいないもの」と言うと私は
「それじゃ、今から女の子になってみる」
「はい、お願いします」と言い香ちゃんが
「だったら今からお風呂でシャワーを浴びバスローブを用意しておくからそれを着て出てきてね」と言うと弘樹君の手を引いてお風呂場へ行った。
そして私は
「ママ、本当に弘樹君を女の子にしてもいいのかな」
「香が女の子になってからはあんなに明るくなったのだから弘樹君も明るくなるんじゃない。それに私決めたわ、弘樹君のお母さんに連絡をして私が預かるわ。美穂ちゃんいいでしょ」
「私はいいわよ」と言うと香ちゃんが下着と可愛い自分のワンピースを持ってきて
「お姉ちゃん弘樹君にこれを着せようと思うからうんと可愛くしてあげてね」と言うと又お風呂場に行った。
そしてしばらくするとお風呂場から笑い声が聞こえ良子さんが
「あの子達何してるのだろう」と言うと香ちゃんとバスローブを着た弘樹君が出てきた。
そして香ちゃんが
「ねえ、弘樹君の名前をどうしよう」
「それなら直美ちゃんはどう。香ちゃんの名前を考えた時どちらにしようかと思ったのよ」と良子さんが言い香ちゃんが
「直美でいい」と言うと
「それでいいです」と言い私は
「香ちゃんが直美ちゃんを可愛くして欲しいと言っているから香ちゃんみたいに可愛くするわね」と言い美容室のメイク室に行きメイクを始めた。
そしてアイメイクをしっかりしたギャルメイクをすると
「これ本当に僕」と言うと香ちゃんが
「直美ちゃん僕はおかしいよ。だけどすごく可愛い」と言うと良子さんが来て
「美穂ちゃん、ちょっと奥に来てくれない」と言われ私は
「香ちゃん奥に行くけれど直美ちゃんに付け爪を付けてピンクのマニキュアを塗ってあげて」と言い奥のリビングに行った。
すると良子さんは激しい口調で
「今、弘樹君のお母さんと連絡が取れたのだけれど、私が弘樹君の事を言ったらどう言ったと思う『あの子の事はもうどうでもいいですから好きなようにして下さい』と言ったのよ。普通親がそんな事言う。これで私もあの子を預かる事を決めたわ。いいでしょ」
「そんな所に弘樹君を帰したら又辛い目に合うに決まっているわ。私もここで預かるのは賛成よ。そして弘樹君にその気があれば美容師にするわ」
「その時はママも応援するからお願い」と言いメイク室に戻るとマニキュアも乾いたと言うので三人でリビングに戻った。
そして良子さんが
「直美ちゃん、あなたのお母さんに連絡が取れここで預かると言ったからここにいたらいいからね」
「本当にありがとう御座います」と言い香ちゃんは
「それなら今日から私達は姉妹だから私やお姉ちゃんの事をお姉ちゃんと呼んでね」と言い良子さんが
「私も今日から直美ちゃんの事を娘だと思うからママと呼んでね」と言うと
「うん、ママもお姉ちゃん達も本当にありがとう」と言い香ちゃんが用意した下着とワンピースを着せると可愛くなり直美ちゃんは姿見で見ると
「私、こんなに可愛くなれて嬉しい」と言い香ちゃんが
「直美ちゃん洋服は私が沢山持っているからどれを着てもいいからね」と言い良子さんが
「下着とかは明日ママが買ってくるから」と言った。
そしてそうしていると仁美さんが来て直美ちゃんを見ると
「この子、香ちゃんのお友達」と言い良子さんが全て話すと仁美さんは
「そうなの、私仁美と言うのよろしくね」と言うと「よろしくお願いします」と言い仁美さんは
「ママ、今から何処かに食事に行かない。今日は私が出すから」と言い支度をして、直美ちゃんにヒールの少し低いサンダルを履かせ出掛けた。
そしてファミレスで食事をしていると仁美さんが
「直美ちゃん明日私と買い物に行こうか」と言い良子さんに
「いいでしょ、連れて行って」と言うと
「いいけれど、直美ちゃんの物は明日私が買ってこようと思ったのよ」と言うと
「それは私が揃えるわ。だから明日は私が連れて行くわね」と言うと香ちゃんが
「いいな、私も行きたいな。だけど私が美穂お姉ちゃんの手伝いをしないと美穂お姉ちゃんが困るし」と言うと
「香ちゃん行ってもいいわよ。美穂ちゃんのお手伝いは私がするから。いいでしょ美穂ちゃん」と言い
「いいわよ。行ってきて」と言いそれから仁美さんをマンションまで送って家に帰った。
そして家に帰ると良子さんが
「順番にお風呂に入りなさい」と言い香ちゃんが
「直美ちゃん、一緒に入ろう。私と一緒じゃ恥ずかしい」
「ううん、一緒に入る」と言い二人は一端二階に上がり、お風呂に入って行った。
そしてしばらくするとお風呂場から大きな声でキャアキャアとか笑い声が聞こえ良子さんが
「どうなるかと思ったけれど直美ちゃんも明るくなりそうね。それに香にとってもよかったかもしれないわ」と言い
「そうね。ママは一人増えて大変かもしれないけれど、本当によかったかもしれないわね」と言っていると二人はネグリジェを着て上がってきて直美ちゃんを見るとメイクは落としていましたがウィッグは被っていたので女の子に見えた。
そして良子さんが
「美穂ちゃん、私達も一緒に入る」と言い
「うん、着替えを取ってくるから先に入ってて」と言い部屋に行き着替えを持ってお風呂に入った。
そして私も良子さんもセクシーなネグリジェでリビングに行くと直美ちゃんはビックリして
「直美ちゃんもこんなのを着てみたい」と言うと
「恥ずかしいけれど着てみたい」と言い私は部屋に行き香ちゃんと揃いで着てみようと思って買ったベビードールを持って下りると
「これはお揃いだから香ちゃんと着てみる」と言うと二人は和室に入り出てくると二人ともセクシーな格好で出てきて
「二人ともいいわよ。香ちゃんはその姿を裕介君が見たら喜ぶわよ」と言うと香ちゃんは
「いやだ、お姉ちゃん変な事言わないで」と言い直美ちゃんが
「裕介君って誰」と言い私は
「香ちゃんの彼氏よ。彼氏と言うより将来の旦那様」と言うと香ちゃんは
「違うわよ、ただの彼氏よ」と言った。
そして良子さんがジュースを入れてくれると
「直美ちゃんの部屋をどうしようか」と言い私は
「二階の両親の荷物を置いている部屋を片づけてそこにしたらいいわ。だから片づくまで和室で寝てくれる」と言うと香ちゃんが
「部屋は私と一緒でいいわ。ベッドも大きいから一緒に寝られるし。いいでしょ直美ちゃん」と言うと
「香お姉ちゃんがいいのなら私もそれがいい」と言い
「それじゃ、一緒に使いなさい。それと一緒のベッドがだめだったらシングルのベッドを二つ買ってあげるから」と言い私は
「直美ちゃんこれからの事だけれど美容師にならない。一年間は私の手伝いをして来年から美容師学校に行けばいいから」と言うと
「私も美容師には前からなりたいと思っていたけれど学校に行くのに沢山のお金がいるのとちがう」と言うと良子さんが
「お金の心配はしなくっていいから。直美ちゃんが真剣に美容師になるのならママが出してあげるから頑張るのよ」と言い直美ちゃんは美容師になる事になった。

そして翌日朝、朝食を食べると香ちゃんが
「お姉ちゃん、開店準備だけ私と直美ちゃんも手伝うわね」
「いいわよ。仁美姉さんが迎えに来るまでに用意をしなさい。それと直美ちゃんは私がメイクをしてあげるから香ちゃんと相談して洋服だけ着てきなさい」と言うと
「直美ちゃんのメイクも私が教えながらするわ」と言うので私は美容室の開店準備を始めた。
そして少しすると良子さんが「奥は片付いたから手伝うわ」
「それじゃ、入り口の掃除がまだなの」と言うと良子さんは外に行き、そして開店準備も終わり『あれ、ママ入って来ない』と思い外を見ると隣の叔母さんとしゃべっていた。
そしてそれから二十分位すると良子さんは中に入ってきて
「ごめんね、隣の奥さんとおしゃべりをしていたの」
「いいわよ、まだお客さんも来てないし」と言ってるとお客さんが入ってきてそのお客さんのカットをしていると仁美さんが来て、良子さんが
「二人は部屋でメイクの練習をしているわ」と言うと仁美さんは二階に上がって行き、お客さんのカットが終わった頃三人で出てきて私は
「直美ちゃん、可愛くして貰ったわね」
「こんなに可愛くして貰ったけれど外に出るのは恥ずかしいわ」と言うと香ちゃんが
「何言ってるの、昨日も食事に行ったじゃない。それに早くなれないと困るわよ」と言い仁美さんが
「ママ、悪いけれど駅まで送ってくれない」と言い出掛けて行った。
するとお客さんが来てカットをしていると良子さんが帰ってきて昼までに三人のお客さんがあった。
そしてお昼を食べていると良子さんは
「美穂ちゃん昼から少し買い物に行ってきてもいい」
「いいわよ、夕食の買い物に行くの」
「うん、それもあるけれど直美ちゃんのドレッサーを買ってこようと思って。ベッドは一緒に寝るからいいと言ってるけれどドレッサーは別に買ってあげようと思って」
「今日は予約が無いから、ゆっくり行ってきて」と言い食べ終わると後片づけをして良子さんは出掛けた。
それから私は二人のお客さんが有り二時半に良子さんが帰ってきて、三時過ぎに三人も沢山の荷物を持ってタクシーで帰ってきた。
そしてリビングに荷物を入れると良子さんが「随分沢山買ってきたわね」と言い直美ちゃんが
「仁美お姉ちゃん、こんなに沢山買って貰ってごめんね」と言い私は
「お姉ちゃん、パパのカードで買ったんでしょう」
「違うわよ、私が自分で買ったのよ」
「だったら、私も半分出すわ」
「いいわよ、可愛い妹に買ってあげたのだから。それに美穂ちゃんは一緒に住むからこれからも面倒を見てあげられると思うけれど私はこんな事しか出来ないから」と言っていると香ちゃんと直美ちゃんは袋からワンピースを出すと香ちゃんは
「これいいでしょ、直美ちゃんとお揃いで買って貰ったのよ。それからママと美穂お姉ちゃんにも買って貰っているからね」と言い良子さんが
「仁美ちゃん、私達まで悪かったわね」
「いいのよ、それに私とママと美穂ちゃんのもお揃いを買ったのよ」と言った。
そして私は
「二人とも部屋に行ってみなさい」と言うと二人は三階に上がると喜ぶ声が聞こえ下りてくると香ちゃんが「あのドレッサーどうしたの」と言い良子さんが
「あなた達二人で一緒の部屋だけどドレッサーは別々がいいと思って買ってきたのよ」
「ママ、ありがとう。直美嬉しい」と言い良子さんは
「今日、香ちゃんお店を休んでもいいから直美ちゃんを手伝って買ってきた物を整理しなさい。それと今から夕食を作るので仁美ちゃんも一緒に食べて少しくらい遅れてもいいから用意をしてお店に出てきたらいいわ」と言い夕食が出来ると私もお客さんがいなかったので一緒に食べると仁美さんは帰っていき三人で美容室にいると綺麗にメイクをしてドレスを着た良子さんが出てきて直美ちゃんはそれを見ると
「ママ、すごく綺麗」と言い私は
「ママも香ちゃんもお店に行く時は綺麗にして行くのよ。そのうち直美ちゃんもママみたいにしてあげるからね」と言い
「それじゃママ、行って来るからね」と言い出掛けて行った。
そして私は「お店はいいから二人は片づけをしなさい。私もお店を閉めたら手伝ってあげるから」と言うと二人は三階に上がり、私もお客さんが無かったので三十分程で締め三階に上がった。
そして二人の部屋に行くと片づけをしていて新しいドレッサーを見ると
「今日、メイク道具を注文したから明日には直美ちゃんのメイク道具が来るからね。それと髪の毛が伸びるまでは今被っているウィッグでいいわね」と言い私も手伝って片づけをした。

そして直美ちゃんが家に来て一ヶ月、家の中は又楽しくなった。
香ちゃんと直美ちゃんはすごく仲がよく、相変わらず家の中では騒ぎ良子さんが
「本当にあの子達うるさいわね」
「いいんじゃ無い。直美ちゃんもこの家に来た時はどうなるかと思っていたけれどあんなに明るくなって」
「それもそうね」と言った。
そして又三ヶ月が過ぎ香ちゃんは相変わらず休みになると裕介君と会っていてたまに直美ちゃんも連れて行き、私も休みの夜はパパと会っていた。
そして今、良子さんにも彼氏が出来たらしくたまに出掛け香ちゃんと直美ちゃんが寝た後
「ママ、彼氏とはもうHをしたの」
「うん、相手も離婚をして一人だから逢うとHはするわ」
「それじゃ、その人がいい人ならば再婚すれば。香ちゃんも反対しないと思うわよ」
「相手には結婚して欲しいと言われあなた達三人の事を話すとあなた達も連れてと言ってくれるけれど前にも言ったように結婚は亡くなった主人だけと決めているから再婚はしないわ」と言った。

そしてある日美容院の開店準備を済ませ香ちゃんと直美ちゃんとおしゃべりをしていると良子さんが
「美穂ちゃんちょっと二階に来てくれない」と言い二階に行くと
「今、直美ちゃんのお母さんから電話が有り近くに来ているから逢いたいと言っているの。今から駅前の公園まで行くのだけれど美穂ちゃんも一緒に言ってくれない。ママ一人だと何をするかわからないから」と言うので私は香ちゃんと直美ちゃんに
「ちょっと用事でママと出掛けるからお客さんには昼からにして欲しいと言ってくれる」と言うと二人は「わかった」と言い
「それから二人ともお店にはいてね」と言い奥に行き支度をすると良子さんと出掛けた。
そして公園に着くとそこに男の人と女の人、それに二歳くらいの男の子がいてこっちを向いて頭を下げるのでそばに行き良子さんが
「弘樹君のご両親ですか」と言うといきなりお母さんが地面に座り
「すいませんでした。弘樹を預かって頂いているのに今まで連絡せずに。そして四ヶ月前には奥さんがせっかく連絡をして下さったのにあんな言い方をして」と言いお父さんも土下座をして
「妻が悪いのじゃ有りません。全て私が悪いのです」と言い良子さんは二人を立たせるとともかく近くの喫茶店に入った。
そしてお母さんが
「あの子には酷い目を逢わせたと思います。前の主人が亡くなってから働いても働いてうまくいかずあの子に当たってしまい、今の主人と再婚してからも主人があの子を殴っているのを黙って見ているだけでした」と色々聞いていると私は急に腹がたち
「お母さん何で弘樹君を産んだのですか。今話を聞いていたら私はお二人とも殴りたくなりました。私なんか中学の時に両親が亡くなり身寄りが無かったので一人で暮らし何とか美容師になれたし、ここにいる母も早くにご主人を亡くされて一人でお子さんを育て、そして今では私の母にもなってくれ一生懸命私や妹、それに弘樹君の事も面倒見てくれてます。そして私もそうですが妹、母の息子ですがどうしても女性になりたいといった時も妹が幸せになるのならと言い認め、弘樹君も女の子になりたっかたみたいで今は直美として暮らし母は一人で三人の事だけを考えてくれています。これが本当の母親と違いますか」と言うとお父さんが
「私が悪いのです。妻と再婚する時は弘樹も幸せにするつもりが私になついてくれず女の子みたいなあの子をみていると腹がたって殴る蹴るをしてしまいました」と言った。
するとお母さんは
「すみませんでした。だけど一度だけあの子に逢って謝りたいので逢わせて貰え無いでしょうか」と言い良子さんは
「弘樹君は今女の子になっていますがそれでも何も言わずに逢えますか」
「はい、あの子に謝った上で女の子として認めます」
「お父さんもいいですか」
「はい、私も今までの事を謝りたいです」と言い私達は直美ちゃんの両親を連れて家に帰った。
そして良子さんの車に乗ってもお母さんは泣いていて家に着き外から美容室を覗くと相変わらず二人は騒ぎ良子さんが
「左側が弘樹君です」と言うとお母さんは声を出して泣き
「弘樹があんなに明るくなって」と言いお父さんもお母さんの肩を抱いて涙を流していた。
そして私は男の子を抱き上げ
「お名前はなんて言うの」
「山田直樹」
「それじゃ直樹君、お家に入ろうか」と言い玄関から中に入りリビングに行くと良子さんはインターホンで
「二人とも上に来なさい」と言うと二人は
「はーい、おみやげ買って来てくれたの」と言い上がってきて直美ちゃんは両親をみると顔色が変わり香ちゃんの後ろに隠れるとお母さんは座り込み
「弘樹、母さんを許して」と言い声を出して泣き
「母さん怒ってないの。私は父さんをバットで殴って出て行ったのよ。それに今はこんな女の子の格好をしているのに」
「怒ってないわ。全て母さんが悪いのよ」と言うとお父さんは土下座をして
「弘樹、今まで酷い目を逢わせてすまなかった。もし許せないのなら殴っても蹴ってもいいから許してくれ」と言い直美ちゃんは泣きながら
「父さんも怒ってないの。私は父さんをバットで殴って出て行ったのよ」
「全て父さんが悪いんだ。今までの父さんを許してくれ」と言うと
「父さん、母さん」と言い二人に抱き付き声を出し泣いた。
それを見ていた私も良子さんも香ちゃんも涙が出てきて私は
「ママ、今日はお店を閉めるわ。だから今から直美ちゃん親子が仲良くなったお祝いをしようよ」
「ママも今夜はお店を休むわ」と言いお母さんに
「今日、大阪に帰られるのですか」
「今夜は何処かで泊まって明日の夜に帰ろうと思っています」
「それなら今夜は家に泊まってください」
「いいんですか」
「これからは直美ちゃんを通じて親戚つきあいをしましょう。だから遠慮はしないで下さい」と言った。
そして私が直樹君を膝の上に抱いているのを見るとお母さんは
「重いのにすいません」と言い直樹ちゃんに
「直樹ちゃん、こっちにいらっしゃい」と言うと直樹ちゃんは反対を向き私に抱き付くと
「いや、叔母ちゃんがいい」と言うと香ちゃんと直美ちゃんは笑いだし
「美穂お姉ちゃんは直樹君から見たら叔母ちゃんなんだ」と香ちゃんが言い
「うるさいわね。私は叔母ちゃんでもいいの」と言うと二人は又笑い出しお母さんは
「弘樹、いや直美がこんなに明るくなって」と言いまだ泣いていた。
そしてお昼になったので近くで出前を取りそれを食べると良子さんがスナックを休むと連絡したので仁美さんがやってきて私が直美ちゃん親子の事を話すと
「直美ちゃん、よかったね。ご両親と仲直りが出来て」と言い、私は
「直樹君、この人は誰」と仁美さんを指さすと
「叔母ちゃん」と言うと又香ちゃんと直美ちゃんは笑い出し香ちゃんが
「仁美お姉ちゃんも叔母ちゃんなんだ」と言うと
「当たり前じゃない。私の同級生にもその子位の子供がいるわ。だから叔母ちゃんと言われても当たり前よ」と言い
「直樹ちゃん叔母ちゃんの所においで」と言うと今度は仁美さんの膝の上に行った。

そしてお父さんは
「直美、家に帰ってこないか。もちろん女の子でいいから」
「だけど私が今家に帰ったらパパやママが近所の人に何か言われるのじゃない」とパパ、ママと呼ぶようになり
「それは心配しなくてもいいよ。ご近所にはちゃんと説明するし直美が何か言われたら父さんが助けるよ」
「ありがとう、だけど私美穂お姉ちゃんの手伝いをして美容師になりたいの」と言い私は
「私からもお願いします。直美ちゃんを立派な美容師にしますから」と言うとお母さんが
「だけどこちらにはご迷惑じゃ」と言うと良子さんは
「いいんですよ。私は直美ちゃんの事も娘だと思っていますから」と言いお父さんが
「それじゃこのままお世話になるか。だけどたまには大阪に帰ってくるんだよ」と言いお母さんが
「それじゃこのままお願いします。それと奥さんがこれからは親戚だと言って下さったからこれからもこちらに来させて貰いますし、大阪にも皆さんで来て下さい」と言った。

そして良子さんが
「美穂ちゃん、お買い物に行きたいから一緒に行ってくれる」
「わかったわ」と言い仁美さんに
「今夜はお姉ちゃんも一緒に食べたら。そして今日は私と一緒だけど泊まったら」
「そうするわ」と言い良子さんが
「それじゃマンションに寄るから着替えを取ってきたら」と言い三人で出掛けた。
そしてスーパーに行き今夜は焼き肉をすると決めてマンションに寄ってから家に帰るとお父さんとお母さんはソファーに座っていて後の三人は和室で大きな声を出し騒ぎ、私と仁美さんは和室に入ると仁美さんが
「香ちゃんも直美ちゃんも直樹君と一緒ね。三人で騒いで」と言い私は
「二人とも家の中ばかりいないで直樹君を外に連れて行ってあげなさい。そしてこれで直樹君におもちゃを買ってあげて」と言い一万円を渡すと三人は出掛けて行った。
そして、良子さんが焼き肉の用意をすると言ってキッチンに行き私と仁美さんが手伝うというとお母さんが
「私がお手伝いをするから二人はゆっくりしていて」と言うのでリビングに行きお父さんに手伝って貰ってソファーを横にどけ、テーブルを二つだしホットプレートを二つテーブルに置いた。
そして一時間たっても三人は帰ってこず良子さんが
「あの子達何処まで行ったのかしら帰ってこないわ」と言い、それから一時間くらいで紙袋を二つ持ち三人は
「ただいま」と言い帰ってくると和室に入った。
そして私と仁美さんが和室に行くと買ってきた物を広げ見てみると直樹君のおもちゃや洋服を買ってきていて私は
「そんなに沢山買ってきたの。だったら一万円じゃ足らなかったでしょ」と言うと香ちゃんが
「結局は駅前のデパートに行って来たの。そしてあれやこれやと言っているとこんなに沢山になってしまい足らない分は直美ちゃんと半分ずつ出したから大丈夫よ」と言うと仁美さんが
「だったらこれを持っていなさい」と言うと財布から一万円ずつを二人に渡し香ちゃんが
「こんなに沢山は使っていないからいいわよ」
「いいから持っていなさい」と言いするとお母さんが来て
「こんなに沢山買って貰っていいの」と言い直美ちゃん
「お姉ちゃん二人が出してくれたから。それと沢山買ったからママ達が帰ってから宅配で送るわね」と言いお母さんは
「本当にありがとう」と言いお父さんも見に来て
「直樹、沢山買って貰ってよかったな」と言った。

そして夕食の準備が出来、今日は大勢の人図で食べ香ちゃん達は食べ終わると和室で直樹君と遊んでいて、私達は食事が終わってもお酒を飲んでいた。
すると直美ちゃんが
「香お姉ちゃんと直樹と一緒にお風呂に入るわね」と言い香ちゃんと直美ちゃんは着替えを取ってきて直樹君とお風呂に入り、良子さんは
「直樹君が眠たくなるといけないからお布団を敷くわね」と言い良子さんとお母さんは和室に入り出てくると同じくらいに香ちゃん達もお風呂から上がってきてジュースを飲むと直美ちゃんが
「ママ、直樹が眠そうだから寝かすわね」
「いいわよ、ママが寝かすから」
「いいわよ、私達が寝かすから」と言って三人は和室に入り三十分位すると香ちゃんと直美ちゃんが出てきて香ちゃんが
「直樹君が寝たから私達もお部屋に行くね」と言い二人は三階に上がりしばらくすると順番にお風呂に入り仁美さんと部屋に行き少し熱かったのでベビードールを着ると仁美さんが
「私、ネグリジェを忘れたわ。美穂ちゃんの貸してくれる」
「いいわよ。今日は少し暑いからベビードールの方がいいでしょう」と言いベビードールを出すと仁美さんはそれを着て寝むった。

そして翌朝七時位に起き、着替えてから仁美さんとリビングに行くと良子さんとお母さんはキッチンで朝食の用意をしていて良子さんが
「二人とも起きたの、もうすぐ朝食が出来るからみんなも起こしてくれる」と言いみんなを起こして朝食を食べた。
そしてお父さんが
「直美、食事が終わったら何か好きな物を買ってあげるから出掛けないか」
「行きたいけれどお店が有るし」と言い私は
「行ってきてもいいよ」
「ママはどうするの」
「私はこちらのお母さんやお姉さん達と話がしたいから行かないわ。直美ちゃんはお父さんと出掛けて欲しい物をいっぱい買って貰いなさい」
「だったら香お姉ちゃんも一緒に行こうよ」と言い食事が終わると出掛けて行った。
そして私はお店の開店準備をしていると仁美さんが出てきて
「美穂ちゃん、直美ちゃんの変わりに私が手伝うわ」と言ってくれ
「じゃあ悪いけれど玄関の掃除をしてくれる」と言うと仁美さんは外に出て行き掃除と開店準備が終わるとリビングに入り四人でおしゃべりをした。
そして私は
「お母さんはそんなに綺麗なのに何故おしゃれをしてないんですか」
「直樹が出来るまではおしゃれもしていたけれど直樹が出来てからは子育てに追われてしなくなったの」
「だけど私たちは母が綺麗だと嬉しいから叔母さんも綺麗にしていたら直美ちゃんや叔父さんが喜ぶと思いますよ。だから私の任せて貰えませんでしょうか」
「私はいいけれど、美穂さんはいいの」
「今日も暇だと思いますし姉も手伝ってくれるのでいいですよ」と言い良子さんに
「ママ、ママのワンピースをお母さんに貸してあげてくれない」
「いいわよ今取ってくるわね」と言い部屋に入り私はお母さんをお店に連れて行き椅子に座らすと
「叔母さん少しだけ毛染めをしてもいいですか」
「もうすべて美穂さんに任すから」と言い仁美さんに直樹君を見て貰って毛染めをしていると良子さんが入ってきて
「美穂ちゃん、洋服とそれにおしゃれな下着をリビングに用意しているわよ」と言いそれから良子さんに手伝って貰い毛染めをしてカーラーを巻くとお客さんが来たので
「ママ、メイクをしてあげてくれる。それとマニキュアも塗ってあげてね」と言うと二人はメイク室に入って行き、私はお客さんのカットとパーマをあて、仁美さんも直樹君を見ながら手伝ってくれた。
そして一時間後、お客さんが終りリビングに入るとメイクが終わり服を着替えて待っていてお店に行き仕上げると
「叔母さん、見てすごく綺麗ですよ」
「本当に、私じゃないみたい」と言い直美さんも仁美さんも綺麗だと言い直樹君が
「ママ綺麗」と言ってはしゃいでいた。
そしてお昼を食べて二時くらいに三人帰ってきてお母さんを見ると直美ちゃんは
「ママどうしたの。すごく綺麗よ」
「美穂さん達にして貰ってこの服も良子さんに借りたのよ」
「そうなのすごく綺麗よ」と言いお母さんはお父さんに
「あなたどう、おかしい」
「そんな事ないよ。とても綺麗だよ」と言い香ちゃんと直美ちゃんは買ってきた物を広げそして直美ちゃんは
「私もママには綺麗にしていて欲しいからこれを買ってきたの」と言いお母さんに似合いそうなワンピースを出し
「これを着てみて。それから美穂お姉ちゃんにメイク道具も揃えて貰って後から送るのでこれからはいつも綺麗にしていてね」と言った。
そして五時位にみんなで夕食を食べて直美ちゃんの両親は良子さんに東京駅まで送って貰い大阪に帰って行った。

そして翌日から直美ちゃんは一生懸命頑張り一年後には大阪の両親に費用を出して貰い美容師学校に通い時々は大阪に帰り、私達もみんなで大阪に行き、直美ちゃんの両親も来ていた。





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