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私は美容師

第三章 香ちゃん親子


私が香ちゃん親子と出会ったのは美容院を開店してすぐの頃だった。
香ちゃんのお母さんは良子さんといい開店当初から月に一.二回髪を切りに来ていた。
良子さんは今年三十六歳で十年前にご主人を亡くされて今年十六歳になる伸也君と二人で暮らし、夜にスナックで働いていると聞いた。
良子さんは普段美容室に来る時もそうですが地味な格好で私が
「良子さんはこんなに美人なのになぜもっとおしゃれをしないのですか」
「普段は息子もいるからあまり派手にならないようにしているけれどお店に行く時にはお店やお店の仲間の所でお化粧をして着替えてから行くのよ。だけどたまに両方とも使えない時が有るし、息子の前であんな派手な格好をしたくないから苦労する時が有るの」
「それじゃよかったら毎日ここで用意をしてもいいですよ。それにお仕事で着られる洋服も空いてる部屋においてもいいですよ」
「それなら助かるけれど本当にいいの」
「いいですよ。それにお客さんがいない時にはメイクの手伝いをします」
「それじゃお願いできる」と言い良子さんは翌日、大きなスーツケースを持ってきて中を見るとメイク道具やウィッグ、それに派手な下着やお店で着る衣装が入っていて二階の空き部屋に案内すると
「それじゃこの部屋は今空いているからここを使って下さい。それとキッチンの横にお風呂場が有るのでそこも自由に使って貰っていいですよ」と言い僕はお店に下り、一時間位すると派手なメイクでウィッグを被り白いドレスを着て爪には赤いマニキュアを塗った最高に綺麗な良子さんがヒールの高いサンダルを持って下りてきて
「良子さんとても綺麗ですよ」
「ありがとう。本当はもう少し押さえたいのだけれどお店のママも他の子も派手だから仕方がないの」と言いサンダルに履き替えると
「それじゃ行って来るわ」と言い出掛け、深夜十二時過ぎに帰ってくると
「遅くなってごめんね。帰りはやっぱり今の時間かもう少し遅くなるから帰りはお店で着替えるわ」
「気にしなくてもいいですよ。それに良子さんは信用できるので合い鍵を渡しますから私が寝ていたら勝手に着替えて下さい」
「本当にごめんね」と言いそれから良子さんは私の所で着替えるようになり、ある日
「これ少ないけれどとっておいて」と言いお金が入った封筒を渡そうとしましたが
「それは貰う事は出来ないわ」と言い受け取らないでいると良子さんのお店の仲間や友達が来てくれるようになり、私もたまにスナックに行くようになり、たまに仁美さんや前の美容室の叔父さんや叔母さんと行くようにもなった。

そして二ヶ月過ぎた頃仁美さんは息子の伸也君と来て私が
「良子さんどうしたの最近カットしたばかりなのに」
「今日はこの子の事で相談したい事があって」と言い話は続いた。
良子さんの話によると、伸也君は中学三年生になると学校に行かなくなり家で引きこもり良子さんがいくら話しても駄目で一度旅行に行ってみたいですがそれでも翌日からは同じで、高校にも行かずに一年半が過ぎたと言った。
そして良子さんは伸也君の将来を心配して昨日じっくりと話をすると伸也君は以前から女の子になりたいと思っていたみたいでそれならと思いここに連れてきたと言い
「それでね、悪いけれどこの子を一度女の子にしてくれない」
「わかったわ。だけど今日は今から予約が有るので今度の休みの月曜日でいい」
「それでもいいけれど美穂ちゃんは休みなのにいいの」
「いいわ。それに営業中ならいつお客さんが来るかわからないし」と言い次の月曜日の十一時に決め帰って行った。

そして月曜日、良子さん達が来るのがお昼前なので昼食の用意をすると十一時前に二人はやって来て
「休みなのに変な頼みをしてごめんね」
「ううん、いいのよ。それから今日はゆっくり出来るの」
「今日は休みを貰っているからよかったら夜は何処かで食事をしない」
「うん、いいわよ。それにもうすぐお昼だし食事の用意をしているからそれを食べてから始めようか」と言い私が伸也君に話しかけても「うん」と返事しかしなかった。
そして三人で食事をし、良子さんと後片づけをしてリビングにいた伸也君に
「伸也君、本当に女の子になりたいの」と言うと伸也君は又
「うん」としか言わないので私は『これではまずい』と思い伸也君の隣に行き手を取ると私のスカートの中に入れ股間を触らすと良子さんも伸也君もビックリしていましたが
「わかった。本当は私も男性なのよ。チ○チンも付いているけれどオッパイも大きいのよ」と言い胸も触らせ
「伸也君も私みたいになりたいのね」と言うと今度は
「うん、僕は小学生の時から女の子になりたくて父さんが死んでからスナックで働く綺麗な母さんを見た時、母さんみたいになりたいと思ったんだ」
「母さん、あなたには働く時の派手な姿は見せたくなかったんだけれど、何処かで見たのね」と良子さんが言い
「わかったわ。それじゃ今から可愛い女の子にしてあげるけれど伸也君は女性の下着や洋服は着た事ないの」
「母さんが仕事に行っている時に母さんの下着や洋服を着ていたんだ。母さんごめんね」
「いいのよ。だけど家に有る母さんの物は地味だから物足りなかったでしょう」
「うん、本当はもっと可愛いのが着たかったんだ」
「それじゃ、今からお母さんがスナックで働くような綺麗な格好と普段の若い子のようにしてあげるわ。だから今からシャワーを浴びボディソープとシャンプーを使っていいから綺麗にしてこのバスローブだけ着て出てきてね」と言いお風呂場に案内して良子さんに
「良子さん、今日伸也君に女装をさせてそれで本当に女性になりたいと言ったらどうするの」
「あの子が元気で明るくなるのならいいと思っているのよ」と話をしていると伸也君がバスローブを着て出てきて三人でお店のメイク室に行き
「それじゃ始めるけれど女の子になるのに伸也君はおかしいから名前を考えないと」と言うと良子さんが
「今日の事が決まってから考えたのだけれど『香ちゃん』はどう」
「伸也君、それでいい」
「うん、それでいい。ママありがとう」と明るくなり
「あれママって呼ぶの」と言うと伸也君はすっかり香ちゃんになり
「うん、香ね女の子になれたらママって呼ぼうと決めていたの」
「それじゃ香ちゃん始めるわよ」と言い香ちゃんの伸びている髪の毛をまとめピンで留めネットを被し剃刀で産毛を剃りすごく派手なメイクをすると
「うわあ、すごく綺麗で前にお店の前で見たママとそっくりで嬉しい」
「本当にね。香ちゃん綺麗よ」
「今から下着とドレスを着てウィッグを被るともっと綺麗になるわよ」と言い続けて
「良子さん私、香ちゃんに着せる下着とドレスを取ってくるから香ちゃんにそこの付け爪を付けてマニキュアを塗ってくれる」と言い私は寝室に行き派手な下着と可愛い下着、そしてピンクのロングドレスとミニのワンピースをリビングに持って行き、メイク室に行くと真っ赤なマニキュアを乾かしていてそれが乾くとリビングに行った。
そして
「香ちゃん、バスローブを脱いでくれる」と言うと恥ずかしいがっていたので私が脱がすとチ○ポが起っていて、サポータ性があるショーツを履かせガーターベルトとストッキングを付けブラジャーを付け中にシリコンバストを入れ
「今付けた下着と可愛い下着とシリコンバストは香ちゃんにあげるね」と言いピンクのドレスを着せお店に行きイヤリングとネックレスを付けウィッグを被せ花のコサージュを付けサンダルを履かせると出来上がり香ちゃんは姿見を見て
「わあ、私もこんなに綺麗になれるんだ」
「本当にすごく綺麗よ。それに香ちゃんがこんなに明るくなるのなら女の子になってもいいしママも協力してあげるわ」
「ママ、ありがとう。それにお姉ちゃんもこんなに綺麗にしてくれてありがとう」と私の事をお姉ちゃんと呼んでくれた。
そして
「香ちゃん、お母さんも普段から綺麗にしていたら嬉しくない」
「うん、ママがもっと綺麗になれば嬉しいし、綺麗なママとお買い物とかに行きたい」
「良子さん、香ちゃんもこう言っているし、まだ二時だから今から毛染めをしてメイクをしない」
「香ちゃんがいいのなら。それに今日はお休みなのにいいの」
「いいのよ。それから髪の色からメイクまで私に任せてね」と言い香ちゃんに
「今からお母さんを綺麗にするけれど香ちゃんはその格好のまま見ている。それとも着替える」
「まだこの格好でいたい」と言うので私は良子さんに
「シャワーを浴びてバスローブで出てきて。それから髪の毛も洗ってきてね」と言い私は毛染めの用意をした。
そして良子さんが出てくると
「良子さん、髪の色はこの色にしようと思っているけれどこれでもいい」と少し明るい目の見本を見せると
「全て任せるから」
「それじゃ、とびきりの美人にするからメイクも任せてね」と言い私は良子さんの毛染めをしてソバージュにパーマをあてるとそれだけで感じが変わり
「ママとても素敵よ」
「毛染めをした時は少し派手だと思ったけれど今見るとそうでもないわね」と言いメイク室でメイクをして真っ赤な口紅と爪にマニキュアを塗ると出来上がり
「ママ綺麗よ。私今までのママも好きだったけれど今のママの方がいい」と言い私は
「香ちゃん、始めて女の子になったのに言葉も女の子で始めてとは思わないわね」
「香ね、いつかは女の子になりたくてテレビとかで練習をしていたの」と言い香ちゃんは男の子の声ですがすっかっりと女の子の話し方だった。
そして
「良子さん、どうしても良子さんに着せたいワンピースが有るから少し待っててね。それから下着も新しいのを持ってくるから」と言い私は寝室に行き今日はパパと会う日だったので電話をかけ良子さん達の事を話、今日は会えないと言い続けて「今から三人で食事に行こうと思っているの、それでね前にパパが連れて行ってくれたレストランを予約してくれない」と
『わかったすぐに予約をしておくよ。それから美穂の名前を言ったら言いようにしておくから』
「パパ、本当にごめんね」と言い電話を切りクローゼットから白に赤いバラの付いた下着と母が着ていた黒に花の刺繍が付いた膝くらいのワンピースを持ってお店に戻り良子さんに渡すと
「少し派手じゃない」
「これは良子さんに絶対似合うからいつもの部屋で着替えて。それからアクセサリーは良子さんのでいいと思うわ」と言うと良子さんは自分の荷物を置いてる部屋に行き
「香ちゃん、今から食事に行くので着替えようか」と言いドレスを脱がし下着も可愛い物に着替えさせ、メイクを可愛い系に変えミニのワンピースを着せ可愛いイヤリングとネックレスを付けるとすごく可愛くなりすると良子さんも出てきて
「ママ、すごく綺麗」
「香ちゃんも着替えたの。すごく可愛いわよ」と言った。
そして
「私もシャワーを浴びて着替えるから。それから食事に行こうね」と言いシャワーを浴びメイクを直し、下着を着て編み目のストッキングを履き白の胸元が開いたブラウスと黒いスカートを着て出て行くと
「お姉ちゃんすごくセクシーだし、すごく綺麗」
「美穂ちゃんのそんな姿を見たことなかったけれどすごく素敵よ」
「二人ともありがとう。それに今良子さんが着ている服は亡くなった母の物だけれど、見ていると母がいるのかと思うわ」
「それなら私でよかったらお母さんと思って何でも言ってね」と言ってくれたので
「それじゃ、私もママと呼んでもいい」
「いいわよ、私もこれからは娘が二人出来たと思うわ」
「それならお姉ちゃんは私の本当のお姉ちゃんになるのね」
「そうよ、香ちゃんは私の可愛い妹よ。それからもう一人仁美と言う綺麗なお姉ちゃんもいるから近い内に逢わすわね」と言い良子さんの車で出掛けた。

そしてレストランに着くと
「予約してた鈴木です」
「鈴木様、お待ちしてました」と言い席に案内され「本日はお任せコースと聞いていますがそれでいいですか」
「それでお願いします」と言い飲み物を聞いてきたのですが、良子さんが車なのでジュースを頼んだ。
すると
「お姉ちゃんすごいレストランを知っているのね。私こんなレストランに来たことないわ」と言い良子さんが
「私も始めてよ。それに高いのと違うの」
「私も知り合いに連れて来て貰ったし、今日もその人に予約をして貰ったのよ」と言い運ばれて来た料理を順番に食べ、最後にデザートとコーヒーを飲み会計に行くとお店の人が「ありがとう御座いました。ここにサインをお願いします」と言い私はパパが『支払いは私につけていたらいいから』と言っていたのを思い出しサインをして外に出ると
「支払いをしなくていいの」
「ママ、心配しなくっても大丈夫よ」と言い車に乗ると走りだし良子さんが
「お買い物がしたいけれどいい」と言いブティックにの行くと
「このお店で美穂ちゃんと香ちゃんに着せたい物が有るの」と言い二着のワンピースを出し
「二人ともこれを着てみて」と言うので二人で更衣室に入り着替えると私は胸元の開いた少しセクシーなワンピースで香ちゃんはすごく可愛いワンピースだった。
そして私達が更衣室から出ると
「二人ともよく似合っているわ。そのまま帰ったらいいわ」と言いレジで
「この二人が着ている物とさっき言ったワンピースをお願いね」と言いお店の人が
「わかりました。それでは三着で七万円です」と言い良子さんがお金を払うとお店の人は
「あなた達、綺麗で優しいお姉さんがいていいわね」と言うと良子さんは
「違うんです。この二人は私の娘です」と言いブティックを出ると
「ママ、こんな物買って貰っていいの」
「いいのよ。今日はママが買ってあげる」と言い私達は
「ママ、ありがとう」と言い車に乗ると
「ママ、今日は私の家に泊まって今から少しお酒を飲まない」と言うと香ちゃんが
「ママ、私お姉ちゃんの所で泊まりたい」
「それじゃ、泊めて貰う」と言いコンビニで飲み物とお菓子を買い家に帰った。
そして家に帰ると
「美穂ちゃん、今日はいくら払えばいい」
「いらないわよ」
「今日は休みなのに香ちゃんの事をして貰っているし、私も毛染めやらをして貰ったのに、それに今日の夕食は私が払うつもりだったのに」
「だったら、買って貰ったワンピースでいいわ」
「本当にいいの」と言った。
そして私が
「順番にお風呂に入ってからゆっくりする」
「香、お姉ちゃんと入ってもいい」
「いいわよ」
「それじゃ先に二人で入ってきなさい」と言い香ちゃんとお風呂に入ると私の裸を見て
「お姉ちゃん、すごくオッパイが大きいね。それはどうすればいいの」
「初めは女性ホルモンを飲むとオッパイも大きくなるし女性らしい体になるのよ。それから私は整形手術をしたのよ」
「私もママにお願いしてみようかな」と言い私達はバスローブを着て上がり良子さんに
「ママも脱衣場にバスローブを用意しているから入ってきて。それから私達は寝室にいるから」と言い良子さんはお風呂に入り私達は寝室に行き香ちゃんにショーツとネグリジェを出しそれを着せるとドレッサーに座らし顔の手入れを教えウィッグを被すと男の子の顔が残っていますが何とか可愛くなり、私も顔の手入れをしてピンクのベビードールを着ると
「お姉ちゃんすごい。すごくセクシー」
「香ちゃんもこれと同じ物を着たいのなら出してあげるわよ」
「ううん、香はこの可愛いのがいい」と言い私は赤のスケスケのネグリジェと揃いのショーツを出すと
「香ちゃんママにこれを着せようか」
「うん、それならママもお姉ちゃんみたいにセクシーになるね」と言っていると良子さんが上がってきて私を見ると
「美穂ちゃんすごいのを着ているのね。いつもそれを着て寝ているの」
「仁美お姉ちゃんから『女性はセクシーな物を着て寝ると普段もセクシーになれる』と聞いたから毎晩ベビードールやネグリジェを着て寝ているのよ」と言った。
そして私は
「私のドレッサーでお顔の手入れをして」と言い良子さんが顔の手入れをしてから赤いネグリジェを渡すと
「私、こんなの着たことがないから恥ずかしいわ」
「ママ、お姉ちゃんみたいになるから着てみて」と言うと良子さんが恥ずかしそうにバスローブを脱ぎ、始めて裸を見ましたがとても素晴らしい体でショーツを履きネグリジェを着ると
「ママ、すごくいいわよ。これから寝る時はそんなのを着てセクシーなママでいて欲しい」
「香ちゃんが言うのならそうするわ。明日、香ちゃんの下着と一緒に買ってくるわね」と言いリビングに行った。
リビングに行くと良子さんがおつまみを作っていてくれたので私達はネグリジェのままビールとジュースを飲み始めた。
そして良子さんは
「香ちゃん、今からどうするの。来年遅れてでも高校に行くのなら女の子で行ける所を探すわよ」
「香、高校には行かない。それよりママと一緒に働きたいけれど十八歳になるまで駄目だしそれまでアルバイトでもするからいいでしょう」
「香ちゃんの好きなようにすればいいし、本当にママと働きたいのならお店のママにお願いをするから」と言い私は
「それなら十八歳になるまでここで私の手伝いをしてくれない」と言うと香ちゃんは
「いいの」
「いいわよ。ここでお掃除や私の手伝いをしてくれたら私も助かるし、暇な時は香ちゃんをもっと可愛くしてあげるわ」と言った。
そして
「ママ、香ちゃんも女の子でいたいと言っているし今いる所では困るのと違う」
「そうなの、もし今香ちゃんがこのまま家に帰った時に酷い事を言われないかとそれが心配なの。それで今の所を引っ越そうと思っているの。だから美穂ちゃんにお願いだけれどその間、香ちゃんを夜もここで預かってくれない」
「それならここで暮らさない。部屋もママは今まで着替えてた部屋を使ったらいいし、香ちゃんは私の隣の部屋を使ったらいいわ。それに私も一人暮らしが淋しいし二人が来てくれたら嬉しいわ」と言うと香ちゃんが
「ママ、お姉ちゃんがいいって言うのならここに来ようよ。私もお姉ちゃんと暮らしたい」
「美穂ちゃんいいの。それだったら私はお店に行くまで二人の面倒を見てあげられるし」と言い二人は私の家に来る事になった。

そして三人でおしゃべりをしていると香ちゃんが眠そうにしていたので休む事にして良子さんが着替えをしている和室に布団を二つ敷き、私は自分の部屋に行った。
そして私はベッドに座りテレビを見ているとドアのノックの音が聞こえ
「美穂ちゃんもう寝てるの」
「まだ起きているわよ」と言うと良子さんは入ってきた。
そして
「まだ早いのと、香の事でなんだか眠れないの。だからもう少し話をしてもいい」
「私もまだ寝ないからいいわよ。それから香ちゃんはどうしたの」
「今日は大分興奮してたみたいだから疲れて寝ているわ」と言った。
そして今からの香ちゃんの事を話してると
「美穂ちゃん、変な事を聞くけれど美穂ちゃんは男性とHをした事は有るの」と言われ私は隠さずに
「有るわよ。それに今も週に一回逢ってしているわ」
「その人は美穂ちゃんの恋人」と言われ私は今までのいきさつを話し
「だけどパパは仁美さんにも私にも優しいし、今日のレストランも予約だけして貰おうと言っただけなのにパパが支払いはしてくれると言ったのよ」と言い続けて
「ママ、私はママの娘になったからその人とは別れないとだめ」
「その人が美穂ちゃんの言うとおり優しい人なら私は何も言わないわ。それに香も男性と経験をするかもわからないけれど香がよければ何も言おうとは思わないわ」と言い、そして私は
「ママはどうなの。ご主人が亡くなられてからは一回もしてないの」
「やっぱり私も女だし男性に抱かれないと言う事は淋しいわ。だからといって再婚をしたり恋人を作ったりとは考えてないからたまにお客さんとホテルに行くのよ。こんなママを美穂ちゃんは軽蔑する」
「私も今は女だからママの気持ちはわかるし、軽蔑したりはしないわ」と言った。
すると
「じゃあ、美穂ちゃんは女性とは経験ないの」
「ないわ」
「だったら私でよかったらしてみる」
「ママありがとう。だけど私は女性としたいと思わないし、それにせっかく私のママになってくれたからそれは出来ないわ」
「そうなの。変な事を言ってごめんね」と言いそれから三十分位おしゃべりをして良子さんは自分の部屋に行った。

そして翌日から良子さんは昼間にアパートに帰り引っ越しの準備をしたり香ちゃんの物を買いに行ったりして夜は私達の夕食を作ってからお店に行っていた。
そして私は良子さんの部屋は和室と言っていたのですが隣の洋室には二畳の部屋が付いているのでそこを衣装部屋に出来ると思いそこにして、二人のベッドやドレッサー、それにカーテンや絨毯を買い翌週の月曜日に仁美さんがお店の男性従業員を連れてきてくれて良子さん達は引っ越して来た。
そして近所にも二人を連れて挨拶に周り三人の生活が始まり私と香ちゃんは美容院で働き、良子さんは昼間家の事をしてくれ、夜になると綺麗に変身してお店に行き、そして私は月曜日には香ちゃんに色々と理由を付けてパパと会いHをしていた。

そして三人で暮らし始めて一年半が過ぎ良子さんはすっかり派手になり普段からメイクをして赤やピンクのマニキュアも塗るようになり、香ちゃんも段々女の子らしくなって近所の人から
「美穂ちゃんも家族が出来てよかったわね」と言われて良子さんも近所の人とはよく話をしていた。
そして半年前から香ちゃんはギャルの格好をして休みになると
「友達と遊びに行ってくるね」と言い出掛けて行き私と良子さんは
「香ちゃんも友達が出来て明るくなってよかったね」と言っていた。
そしてある月曜日の良子さんも休みで家にいる時の事、香ちゃんは帰ってくると
「ママ、来週の月曜日家に友達を連れてきてもいい」と言い
「いいわよ。ママもこれから月曜日もお休みするから夕食を食べて貰ってもいいわよ」
「お姉ちゃんもいい」
「いいわよ」と言い続けて冗談半分で
「香ちゃん、友達と言って本当は彼氏と違うの」と言うと香ちゃんは恥ずかしそうに下を向きそれを見ていた良子さんが
「香ちゃん、彼氏が出来たの」
「うん」と言った。
そして良子さんは
「その人はどういう人なの。それから香ちゃんの事は全て知っているの」
「名前は太田裕介さんと言って私より三つ上の二十歳なの。女友達の彼氏の友達で何回か四人で遊んでいたら付き合って欲しいと言われ私が本当は男性と言ったけれどそれでも付き合って欲しいと言われてつきあい始めたの」
「そこまでわかって付き合っているのならいいけれど」と言い私は少し気になり
「香ちゃんその人とはもうHもする仲なの」と言うと香ちゃんは下を向き「うん」と言い良子さんはビックリしていましたが何も言わなかった。
そして良子さんは
「相手のご両親は香ちゃんの事を知っているの」
「今日、始めてご両親と会ったけれどとても優しい人だったの」
「相手のご両親が知っているのならいいけれど」と言った。
そして香ちゃんは十一時になると眠いと言って二階に上がり良子さんは
「美穂ちゃん、どう思う、香と彼氏の事。相手はまじめに香と付き合ってくれているのかな」
「本当の女の子だって失恋をする時も有るんだから大丈夫よ。それに香ちゃんも彼氏くらい出来ないと淋しいのと違う。それでも心配だったら私が聞いてみるから裕介君が来た時何か理由を付けて三十分程香ちゃんを外に連れて行ってくれる」と言った。

そして次の月曜日
「今から彼を迎えに行って来るわね。お昼を食べてから帰るので一時までには帰ってくるわね」と言い出掛け、私と良子さんは少し早くお昼を食べ待っていると一時前に香ちゃん達は帰ってきた。
そして二人がリビングに入って来て裕介君を見るとTシャツにGパンでギャルの香ちゃんとはお似合いで
「初めまして、僕は太田裕介と言います。今香さんとお付き合いをさせて頂いています」と礼儀正しい人で
「初めまして私は香の母の良子です。いつもこの子がお世話になってありがとう」と言い私も姉と言って自己紹介をした。
すると
「香さんに聞いていましたが本当にお母さんもお姉さんも綺麗で美人家系ですね」と言い良子さんはお茶を入れながら
「裕介君はお上手ね。娘二人は親の私から見ても綺麗だと思うけれど私はもうおばちゃんよ」
「そんな事ないですよ、三姉妹と言ってもいいくらいですよ」と言うと良子さんは嬉しそうにニコニコしていた。
そしてそれから話をしていても裕介君は楽しい人で私達は笑い時間は過ぎていった。
そして四時前に私が良子さんに合図を送ると
「裕介君、少し遅くなってもいいのなら夕食を食べて帰る」
「始めてお邪魔したのにいいんですか」
「いいわよ」と言い続けて
「香ちゃん今からお買い物に行くけれど今日、美穂ちゃんは家にいないといけないから一緒に行ってくれる」と言うと
「うん、わかった」と言い立ち上がると
「お姉ちゃん、私お買い物に行って来るけれど裕介さんを誘惑しないでね」と言い良子さんと出掛けて行った。
そして
「裕介君、香とはどういうつもりで付き合っているの」
「僕が香ちゃんと会ったのは友達の紹介で、初めて見た時から好きになり告白をすると香ちゃんは自分の事を話してくれ、それでいっそう好きになりました。そしてつきあい始めてまだ四ヶ月程ですが、出来れば結婚もしたいと思っています」
「そうなの、だけどご両親に香の事がわかると困るんじゃない」
「先週、両親にすべてを話した上で香さんを家に連れて帰ると両親も大変気に入ってくれました」
「わかったわ。それに酷いことを聞いてごめんね。どうしても香の事が心配だったの」と言いその後も二人で笑いながら話をしていると良子さんと香ちゃんが帰ってきて
「何を話してたの」と香ちゃんが言うので
「裕介君はいい男だから口説いたら断られたの」と言うと香ちゃんは裕介君に抱き付き
「お姉ちゃんでも裕介さんを取ったら許さないわよ」と言い良子さんが
「それじゃママだったらいい」
「ママでもダメー」と大きな声で言い裕介君が
「香、心配しなくてもいいよ。僕の好きなのは香だけだからね」と言い私は
「ママ、急に部屋の中が熱くなったね」と言うと二人は赤くなり私と良子さんは笑っていた。
そしてそれから焼き肉をして私と裕介君はワインを飲んでいましたが良子さんは裕介君を送って行くからと言って飲まず食事を済ましてから香ちゃんと送って行った。
そして香ちゃんが寝た後私は良子さんとビールを飲みながら
「今日、裕介君に聞いてみたけれど裕介君は香ちゃんの事を真剣に思っているみたいだし、将来は結婚したいとまで言っていたわ。それに先週香ちゃんが裕介君の家に行きご両親も香ちゃんの事をわかった上で気に入ってくれたみたいよ」
「そうなの」
「だから二人の事は心配いらないし出来れば向こうのご両親と会っておいた方がいいかもよ」
「わかったわ、そうする。だけど香の将来の事を心配だったけれどもしかしたら私の手でお嫁に出せるかもしれないわね」
「うんそれでね、香ちゃんには早く性転換をさせて女性の戸籍変更をした方がいいんじゃない」
「考えてみるわ」と言い続けて
「美穂ちゃんはどうなの。美穂ちゃんもお嫁に行くのならママの手から出してあげるからね」
「まだわからないけれど私結婚はしないと思うわ。それよりママこそ再婚を考えたら。好きな人はいないの」
「再婚はしないわ。亡くなった主人以外とは結婚するつもりは無いわ」と言った。

そして半年が過ぎ、香ちゃんは十八歳になると豊胸と去勢手術をして、良子さんもセクシーなドレスを着る為に豊胸手術を受け二人ともセクシーな体つきになった。
そして
「香ちゃん、十八歳になったからママと一緒に働く。それとも裕介君がいるから止めておく」
「ううん、ママとスナックで働きたい」
「だったら今のお店のママがお店を出したらと言ってくれているからママはスナックを始めるわ」と言い私は
「ママがスナックを始めるのなら当てがあるから聞いてみるわ」と言った。

そしてパパと会う日、ホテルでHが終わった後
「美穂、随分感じ方が変わって気持ちよさそうだね」と言い、私は最近Hをすると今までより気持ちよくって上り詰める事があり
「そうなの、最近パパに突かれると逝ったという感じが有るの。私性転換をしてないのに不思議よね」
「仁美は随分前から逝くという感じが有るらしいから美穂も女性になってきた証拠だよ」と言った。
そして私は良子さんの事を話すと
「それだったら私が駅前にレジャービルを持っているのは知っているだろう。最近そこのスナックが開いたからそこでどうだ。店の中も全て揃っているから明日からでも始められるぞ。それに前の経営者は体を壊して止めたんだが今までも流行っていたからいいと思うよ」
「だけどあそこなら礼金、敷金、それに家賃が高いのと違う」
「良子さんには美穂が可愛がって貰い世話までして貰っているから礼金、敷金はいらないし家賃も考えるよ」と言い私はパパに抱き付き
「パパ、ありがとう。その変わりに今日はもっとサービスするね」と言ったが私がもう一度HがしたかったのでHをした。

そして明くる日朝、パパから電話が掛かり『今晩、店舗を見に来ないか。良子さんの都合を聞いてくれるか』と言い良子さんに聞くと
「いいわ。お店は休むから」と言いパパに言うと
『それじゃ、美穂が美容院を閉める位に迎えに行く。そして後からみんなで食事をしようか』と言いその夜パパは八時前に来て、仁美さんも一緒だった。
そして駅前の店舗を見に行くと中は広くカウンター席とボックス席が二つあり仁美さんが
「これくらい広いとクラブでも出来そうね」と言いそれからパパは良子さんの事は知っていましたが香ちゃんの事は始めてで私が紹介すると香ちゃんは
「私は香と言います。今回は母と私がお世話になります」
「こちらこそよろしく」とパパが言った。
そして家賃はかなり安くなり開店は一ヶ月後と決まり話が終わると香ちゃんが
「二人のお姉ちゃんは叔父さんの事をパパと呼んでいるから私も叔父さんの事をパパと呼んでもいい」と話し方も変わり
「叔父さんでよかったらいいよ」と言い香ちゃんが十八になったとき私達三人の関係を話していたので
「パパ、いくら香ちゃんがパパと呼んでも父親としてだからね。それに香ちゃんには素敵な彼がいるんだからね」
「わかっているよ。私には子供がいないからこんな事を言ってくれると娘みたいに可愛いよ」と言いそれからレストランに行くと香ちゃんは私と良子さんと仁美さんを座らせると自分とパパが並んで座りお料理が来てもパパに甘えていた。
そして良子さんが
「香ちゃんすごく叔父さんに甘えてるね」
「だって、香にパパが出来たのよ」と言いパパは嬉しそうにニコニコしていてレストランを出ると遅くまで開いているブッティクに行き香ちゃんに沢山の洋服を買い私達三人も買って貰った。
そして一週間後良子さんはスナックを辞め香ちゃんと開店の準備を始め私も美容院が終わってから手伝いに行っていた。
そして香ちゃんが夜に働くので誰かを雇わないと思いその朝も香ちゃんは起きてこなかったので一人で準備をしていると良子さんが出てきて
「これから香ちゃんが手伝う事出来ないからママが手伝うわね」
「いいわよ、ママだって夜遅くなるんだし、それに誰かを雇おうと思っているから。それから朝は自分でして食べるからママもゆっくりと寝ていてもいいのよ」
「ママの事は心配しなくってもいいから」と話していると香ちゃんが慌てて出てきて
「お姉ちゃんごめんなさい。朝寝坊をして」
「これから香ちゃんは夜に働くのだからもういいのよ」
「大丈夫だから今まで通りお手伝いするわ」
「それじゃ、朝はもっと遅くでいいし疲れていたらいいからね」と言いそれからは良子さんか香ちゃんが手伝ってくれた。

そしてスナックの開店の一週間前になり、開店準備もほぼ終わり夜食事が終わって三人でくつろいでいると仁美さんが来て
「ママ、私昨日でクラブを辞めたからスナックに雇ってくれない」
「いいけれど、前の所みたいにお給料を上げられないと思うわよ」
「それはいいの。香ちゃんみたいにママと働きたかっただけで」と言い私は
「それなら私もみんなと働きたいわ」
「美穂ちゃんはダメよ。せっかく美容師という腕を持っているのだから。たまに手伝ってくれるのはいいけれどそれによって美容院を休む事が有れば手伝って貰わないからね。これだけは美穂ちゃんの親として言っておくわ」と言い良子さんは私の事を本当に大事に思ってくれているんだと思った。
そして仁美さんが
「ママ、開店にみんなが着る物は用意してあるの」
「私は持っている着物を着るつもりだし、美穂ちゃんも開店は手伝ってくれると言ってるから美穂ちゃんと香ちゃんのドレスを買うつもりよ」
「だったら、私が今まで着ていた物が有るので明日車で来てくれない」と言い翌日良子さんは私達の昼食を作ると仁美さんのマンションに行った。
そして夕方沢山の荷物を持って仁美さんと帰ってきて今日は七時に美容院を閉めリビングに入り四人で夕食を食べ、和室に入ると着物が一着とロングドレスが二着、それに裾のひらひらしたミニのワンピースが吊ってあり、その下にはアクセサリーと靴や草履があり仁美さんが
「着物はママので白いドレスが美穂ちゃんで黒いのが私でミニの可愛いのが香ちゃんよ。それと香ちゃんのはパパが当日に着るようにと言って買ってくれたのよ。それからママも美穂ちゃんもこれはみんなあげるし、香ちゃんがこれから着る服もパパが買ってくれるから」と言い私は
「当日は美容院は休むのでママと仁美さんを綺麗にするし、香ちゃんもお人形さん見たいに可愛くしてあげるから」と言った。

そして開店当日、朝九時に仁美さんがやってきて今日の話をしていると前の美容院の叔母さんが来て良子さんにお祝いを言いそして
「今日の事を聞いていたから私も手伝うわ。そして美穂ちゃんも私がしてあげるから」と言い少し早くお昼を食べると
「私は良子さんの事をするから。それとこの着物を着るのね」と言い二人並んで始め私は最初に仁美さんの頭をアップにして
「後はメイクと着替えが終わってから仕上げるね」と言い香ちゃんを座らせるとカーラーを巻き
「香ちゃんもこのままでいてね」と言うと良子さんのセットも終わり和服に似合う髪型になっていた。
そして今回スナックに雇う女の子が二人来たので私と叔母さんとでドレスに似合う髪型にして最後に私も仁美さんと同じ髪型にして貰った。
そして叔母さんは良子さんのメイクを始め、私と仁美さんで二人の女の子にメイクをしてから私は香ちゃんを可愛いお人形さんのようなメイクをすると仁美さんと並んで自分のメイクを始めそれが終わったのが三時を過ぎていたのでみんなに着替えて貰い仕上げた。
そして最後に香ちゃんが終わると本当に可愛く
「他のみんなはすごく綺麗だけれど香はお人形さんみたいになって嬉しい」と言っていると支度の出来た良子さんが出てきて香ちゃんは
「うわー、ママすごく綺麗」
「香ちゃんもすごく可愛いわよ」と言い私も下着を着替えドレスを来てアクセサリーを付けて美容室に出ると仕上げをしてみんなの支度が出来た頃、裕介君がスーツで
「今日と明日は休みなので僕にも手伝う事が有ればと思い来ました」と言い良子さんが
「それは助かるけれどいいの」と言った。
そして香ちゃんを見ると
「香、すごく可愛いよ」
「裕介さんも素敵よ」と言いいちゃつき始め私は
「それじゃ裕介君も準備しようか」
「これじゃダメですか」
「ダメよ、男性はいらないから女装をして貰うわ。心配しなくても香ちゃんみたいに可愛くしてあげる」と言うと裕介君は困った顔をして「えっ」と言い
「嘘よ。あなた達がいちゃつくからいじめたくなったのよ」と言うとみんなで大笑いになった。
そして叔母さんが「美穂ちゃん、私は帰るけれど夜にパパと行くからね」と言い良子さんがお礼を渡そうとすると受け取らず帰って行った。
そして裕介君は
「今日は兄にワゴンを借りてきているので」と言うと良子さんは
「ダメよ。裕介君もお酒を飲むと運転できないでしょ。だから駐車場においておきなさい」と言いタクシーを二台呼んで行った。
お店に着くと簡単に食事と最後の打ち合わせをして六時に開店した、
そして開店してしばらくすると四十歳過ぎの男女が入ってきて、カウンター内にいた裕介君は顔を見ると「父さんも母さんも来たの」と言い二人が裕介君の両親だとわかり良子さんは
「裕介君のご両親ですか。私は香の母で良子と言います。いつも香がお世話になりありがとう御座います。もっと早くご両親にお会いしたかったのですがここの開店準備で遅くなってすいません」と言い裕介君のお父さんが
「こちらこそ裕介がお世話になっています」と言いお母さんが
「香ちゃんには二人のお姉さんがおられると聞きましたが」と言い私は『香ちゃん、私達の事も話しているんだ』と思い私も仁美さんも香ちゃんの姉として挨拶をすると
「香ちゃんはいつも可愛い思っているけれど、お母さんもお姉さん達も美人なのね」と言いカウンターに座って貰い水割りを出し、お客さんがぼちぼち入ってきたので良子さんは入ってくるお客さんに挨拶をすると裕介君のご両親と話をしていた。
するとパパがやってきて私達を見ると
「お前たちすごく綺麗だよ。それに香はお人形みたいに可愛いよ」と言い香ちゃんが裕介君を紹介すると「君が裕介君か。香の事を頼むよ」と言い裕介君の両親の事を言うとパパは三人の所に行き名刺を渡し挨拶をすると隣に座り一緒に飲んでいた。
そして美容院の叔父さんと叔母さんや沢山のお客さんが入ってきて一杯になりボックスに持って行くのも遅くなると美容室の叔母さんや裕介君のお母さんが運んでくれて十二時過ぎにお客さんが切れたので閉店をした。

そして翌日も私は手伝いその翌日からは美容院を開け良子さんか香ちゃんが手伝ってくれ私は土曜日だけスナックに出ていた。








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