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第一章 父がニューハーフに②

そして父は女性には興味が無かったみたいですが、高校二年生になった頃に亡くなった母と知り合い始めて女性が好きになり女装をやめ母と付き合い高校を出る前に母が僕を妊娠して高校を卒業するとすぐに結婚をして僕が生まれる頃には女装の事はすっかりと忘れていたそうですが、それが母が亡くなってから、母の残した下着や洋服を見て女装の事が思い出され、それも愛した母の下着や洋服が着たくなって次第に女装に目覚めたと言いました。
そして僕のいない時に女装をしていたみたいですが、それが段々と女性になりたいと言う気持ちに変わり僕の事があるので我慢をしていたみたいですが、我慢が出来ず二ヶ月前に会社を辞めて今はニューハーフクラブで働いていると言いました。
そして僕は「わかった。それじゃこのマンションはどうしたの買ったの」と言うと父はしばらく黙っていましたがしばらくして「もう健太には隠し事をしないで全てを話すけれどビックリしないでね。実は父さんは今のお店に入ってすぐにある大きな会社の社長さんと出会いその人に愛人になってくれと言われてその人の愛人になりこのマンションを買って貰ったの。そしてもしこの事が健太にばれて一緒に住むんだったらと言いこんなに大きなマンションを買ってくれて名義も父さんの名前になっているの」と言い僕は愛人と言う意味は知っていて又ビックリしましたが、しかししょげて今にも泣き出しそうな父を見て何も言えませんでしたし、母が亡くなってから僕が寂しい思いをしないように育ててくれた父の事を思うとこれからは父の好きなように生きていったらいいと言う気持ちになっていました。
そして父は「健太、こんな父さんを許して。今から、ちゃんと男性に戻って仕事を探すから」と言い僕は「父さんいいよ戻らなくても。今まで父さんは一人で僕を育ててくれたから母さんが亡くなっても寂しい思いはしなかったよ。だから今からは父さんの好きなように生きるといいよ。僕は父さんが好きだから父さんがどんなに変わってもずっと父さんと一緒にいるから」と言うと父は涙を流して「健太、ありがとう」と言いました。
そして僕は父の事を見て『父さんは本当に美人だな』と思い時計を見ると六時半になっていて僕は「父さん今から仕事に行くのなら行ってもいいよ」と言うと父は「行ってもいいの。本当は今日土曜日で忙しいと思うから本当は行きたかったの。それじゃ健太はどうするの」と言い僕は「家に帰ってもいいし、明日も休みだから、ここで待っていてもいいのならここで待っている」と言うと父は「ここにいてもいいわよ。まだ何もないけれどテレビはあるし寝室にはパソコンがあるのでインターネットをしていてもいいわよ」と言うと立ち上がり隣の部屋に入り僕も付いていきました。
その部屋には大きなWベッドとドレッサー、それに机がありその上にはパソコンがありました。
そしてその部屋はカーテンも絨毯も派手な感じでどう見ても女性の部屋でした。
そして父を見ていると父はドレッサーの前に座り涙で崩れたメイクを直しそれが終わると立ち上がりバッグから女性物の財布を出しその中から五千円を出すと「ここではまだ食事が作れないから外で食べてね。それからこれがここの合い鍵だから健太が持っているといいわ」ともうすかっりと女性言葉で言い僕にお金と鍵を渡すと「それじゃ行って来るから」とうれしそうな顔をして出かけていきました。
そして父が出かけた後お腹がすいたので外に出て行きファミリーレストランでハンバーグを食べてマンションに帰りました。
マンションに帰るとすぐにもう一度寝室に入りました。そして中を見渡しドレッサーの前に行き見てみるとそこには普段使う以上のメイク道具が有りふと鏡を見ると後ろにはもう一つドアがありそこに入るとそこは衣装部屋でまだ少ないですが女性物の洋服と家から着て来た男物の洋服がありそれを見ると『今の父さんにこれを着せるのは可愛そうだな。それに着て欲しくない』と思うようになっていました。
それから整理ダンスが有るのをわかり上から順番に開けました。
一番上を開けると普通のブラジャー、ショーツ、ガーターベルト、ストッキング等が入っていて、二番目にはセクシーな下着が入っていました。
そして三番目を開けるといろんな色の布が入っていてよく見るとスケスケのネグリジェやベビードールで僕は『父さんはこんな物を着て愛人になっている男性とHをするんだ』と思うとチ○ポが立ってきて四番目と五番目を開けると中には何も入っていませんでした。
それから机に座りパソコンを立ち上げてニューハーフを調べ写真を見ていると『どのニューハーフよりも父さんの方が綺麗だな』と思いこれで完全に父が女性になる事を認める事にしました。
それから少しの間いろんな事を調べてそれからリビングに行きジュースを飲みながらテレビを見ていました。
そして一時前に父は「ただいま」と言って帰ってきて僕の前に座りました。


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