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最八章 僕の結婚・ママの引退②

そして翌日、僕はソープの仕事を辞めて、ママも一緒に辞める事になりました。
ママは三日ほどは家にいましたが、その後今度始めるスナックの準備で出ていき僕も出来る限り手伝っていました。
そしてソープを辞めてから一週間後に直人さんから「仕事が忙しく今になったがやっと両親に美穂の事を話し何とかわかってもらえたよ。そこで来週の日曜日に美穂や美穂のお母さんに会いたいと言っているから美穂の家に行ってもいいかい」と連絡があり僕はママにそれを言うとママもそれでいいと言ってくれたので直人さんに連絡をしました。

そして、日曜日になり直人さんたちは十一時頃に来ると言っていたので僕とママは朝早くに起きて昼食の準備をして僕はワンピースを着てママは派手ではないスーツを着て待っていました。
十一時になり直人さんたちがこられて僕は緊張をしていましたが直人さんのご両親をみて二人とも優しい人みたいでほっとしました。
そして直人さんたちを和室に案内をしてお茶を出し僕とママが直人さんの前に座ると直人さんはご両親を紹介してくれてその後僕の名前を言って挨拶をしてからママを紹介しました。
すると直人さんのお父さんは「美穂さんだね。息子の事をよろしく頼むよ」と言うとママは「直人さんから娘の事は聞いておられると思いますが、本当にこんな娘を貰っていただけるんですか」と言うと直人さんのお父さんは「初めは息子から美穂さんの事を聞いたときは正直言ってびっくりしましたが、今では息子が選んだ人だから私たちは何も言う事はありません」と言いママは「私が風俗に入ったものですからこの子も男性から女性になり私と同じ仕事をしていましたし、たとえ貰っていただいても子供を産むことは出来ませんがそれでも貰っていただけるんですか」と言うと直人さんのお父さんが「何も心配しないで下さい。息子からは全ての事を聞いているので。それよりこれから二人が幸せになるように私たち親が考えてやりましょう」
と言うとママはいきなり土下座をして「ありがとうございます。私はこの子が女性になりたいと言った時はすぐに賛成をしましたが、正直なところこの子の将来が心配でした。それがこんなにすばらしい男性にそして優しいご両親のところに貰っていただけるのが有り難く思います」と涙を流しながら言うと直人さんのお母さんはママの所にいきママの肩に手をかけて「私どももこんな可愛いお嬢さんを息子の嫁に貰えてうれしく思っています。これからは私たち親同士も仲良くお付き合いしていきましょう」と涙を流して言いました。
それを見ていた僕も涙が出てきて直人さんがポケットからハンカチを出すと僕の涙を拭いてくれて「美穂、僕たちはこの素晴らしい親のためにも絶対に幸せになろうね」と言い僕は「うん」と言いました。

それから僕とママは昼食の用意をしてそれを食べて貰い昼から社長が来てくれてその社長が僕の父親代わりになってくれることになり、社長は「早速私の友人の弁護士に頼んで美穂の性別を変える手続きをして貰っているので遅くても八ヶ月後には許可がおりると言っています」と言い、僕たちの結婚式は一年後に決まりました。
そして次の日曜日、明くる日はママのスナックのオープンとなっていましたがその日にママと社長と三人で直人さんの家に行きお兄さん夫婦と子供二人を紹介して貰いそこで一年後の六月に結婚式を挙げると言う事に決まりました。

そして翌日はママのスナックのオープンになり僕と直人さんは手伝いに行き、直人さんの両親もお祝いに来てくれました。
そして又明くる日から僕は結婚の準備を始めお料理教室に行ったりして直人さんの休みの日には結婚式場を探したり僕たちの住む新居を探していました。
そして新居を探しある一軒家を見に行った時に直人さんが「美穂、家の両親も言っていたが美穂が結婚して家を出たら美穂のお母さんが一人になるので、この家を買って美穂のお母さんと一緒に暮らさないか。結婚式にお金がいるけれど、家を買う頭金くらいは残るので思い切って買おうか」と言い僕は「いいの。本当は私もママの事が気になっていたの。直人さんがいいのなら私も全部貯金を使ったら後が困るので五百万位だったら私も出すことが出来るわ」と言いその夜にママに一緒に直人さんの家に行って貰いみんなの前で家を買ってママと一緒に暮らすと言うとママは「私の事はいいのよ、美穂ちゃんはお嫁に行くんだから二人で暮らしなさい」と言いましたが直人さんのご両親は「それがいいそうしなさい。それと家を買う資金はいくらかは出してあげるから」と言いママはまだこだわっていましたが直人さんが「お母さん僕は今美穂さんの家に出入りをさせて貰いお母さんも素晴らしい女性だと思っています。それに美穂さんをお父さんが亡くなってから一人で育ててこられたのですからそんなお母さんを僕たちは一人にする事は出来ません」と言うとママは「ありがとう。そこまで言ってくれるのなら喜んで一緒に暮らします。それと家を買うのなら今住んでいるマンションを売ってそれも資金の一部にするといいわ」と言うと直人さんのお兄さんが「父さんそれだったらこの家には僕たちがいるんだから直人を養子にしたらどうだ」と言うと直人さんのお父さんは「そうするか直人がいいのならそれでもいいよ」と言ってくれてその後の話の結果直人さんが養子に来てくれる事になりました。







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